シュツットガルト留学(2021/9~2022/2)

M1で留学した時の生存確認日記

初ドイツ人の友達?から聞いた就活の話

とあるBuddy-eventで仲良くなったドイツ人に家に誘われたので行くことに。

国籍

ドイツ人。だが顔はベトナム人。というのも親がベトナム人だからである。

日本だと移民はほとんどいないので大体が純日本人だが、ドイツにはアジア系の顔をしたドイツ人というのが結構いる。移民関連の話や戦争関連の話をよく聞くのはこういうわけである。

年齢

修士2年26歳。半年間韓国に交換留学をしていたこともあり、アジアが大好きである。

26歳と聞くと日本的な感覚からすれば「え?働けよ?」となるかもしれないが、これもドイツだとよくあることである。

学校を1年や半年間休んでインターンに行ったり専門スキルを身につけるための活動を行なったりするのは普通なので、修士2年生は25-26歳が多い。

趣味

卓球である。というかこの人とはほぼ卓球しかしていない。たまたまなのかもしれないが、近くの公園と寮に卓球台が設置されているので、授業が始まる前はしょっちゅう卓球をしていた。今は彼の修論&授業が始まったのであまりしていないが。

就活関連

年齢のセクションとも重なるが、最後に就活について書こうと思う。シュツットガルト大学はほぼ工科大学なので、基本的に東工大みたいな感じである。つまり、エンジニアになりたい人が多い。実際彼の専門も航空宇宙系である。

日本だとエンジニアといっても新卒なら未経験でなることができる(最近はちょっと変わってきておりLINEやYahooなど経験者しかほぼ入れないようなとこもある)。

しかし、ドイツではその人ができることを仕事にする必要がある。面接で聞かれる内容も「弊社で何がしたいか?」「志望動機は?」「ガクチカは?」とかではなく、「何のプログラム言語が書けますか?」「どういうスキルセットを持ってますか?」が1番にくる。つまり学生時代を適当に過ごすと理系学部を出ても就職できない。

こういう背景もあり、半年間〜1年間企業でインターンをし、そのままその企業に就職する人が多い。

また、日本と違って新卒一括採用もないので就活の時期などはない。個々人が勝手に企業にコンタクトを取って面接等の選考を進める。

ここまで聞くと、日本の就活システムはだるいけど雑魚には優しい制度になっていることがわかる。というのも、ポテンシャルがあるように見せれば、全く別の分野に就職することも多くの場合可能だ。その代わり自分を凄そうに見せる技術が必要になってくる。

ドイツでは自分を凄そうに見せても就職できない。

皆さんがどっちの就活システムが好きかは分からないが、少なくとも日本は温い国ということがこの人と知り合ってよくわかった。まあだから大学入ってから勉強しないんだよね。私みたいに()

ってことでちょっと刺激を受けました。来週からも頑張ります。