シュツットガルト留学(2021/9~2022/2)

M1で留学した時の生存確認日記

奨学金について

留学するとなるとどうしても考えなければならないのがお金の問題。

そんなお金についてだが、今日は自分が知り得た範囲で奨学金について書いていこうと思う。

ドイツの奨学金

DAAD

おそらく一番有名なのがこれ。日本語のサイトもあり。応募しやすそうな雰囲気がある。

ただ、私の周りでこれに受かってる人を聞いたことがない。この奨学金は選考に通るのが非常に難しいらしく、持ってるだけで箔が付くそうだ。面接の言語も聞くところによるとドイツ語が基本だったり?

また、修士学生が取れそうな留学奨学金は期間が10~24ヶ月と長いため、半年のような短期滞在には向かない

BW奨学金(bws stipendium)

BWとはBaden-Württembergの略で、ドイツの州の名前である。つまりこの州の大学に留学する人が取ることができる奨学金である。基本的には大学の推薦が必要なので個人では申し込めない。

もし、シュツットガルト大学に東工大から派遣交換留学するなら、開始の5ヶ月前くらいに留学課から案内があると思う。額は月700-850€で5ヶ月分だ。めちゃめちゃ多くはないが選考もほぼないようなもの(ちょっとした書類審査だけ)なので、とりあえず申し込むべきだと思う。

そして、ここからが重要だがこの奨学金は日本のと併願が可能だ。本当は禁止されているが、日本の口座に日本の奨学金を、ドイツで作る口座にこの奨学金を振り込むようにすればまあバレない。奨学金を複数もらうことは大体禁止されるが、こっちに来てみると案外そういう人は多い。

もちろんこの奨学金を応募する際に「他の奨学金をもらう予定があるか?」と言う質問に答える欄があるが、何も考えず「No」にしとけばいいと思う。

 

日本の奨学金

自分は「トビタテ」というのに応募していたが、今年以降はないそうなのでここでは割愛する。

JASSO留学支援金

 JASSOの奨学金はなんとなく貸与型なイメージがあるが、これは給付型らしい。私の年は期間が短いともらえなかったが、おそらく今後は戻るのではないだろうか。

私の周りでは一番利用者が多い。

地方出身者の奨学金

長野県出身の人がこれを手に入れていた。しかも額も結構多かった。県によっては地味に募集をしており、誰も応募しないので意外と穴場だったりするそう。そもそも情報を手に入れるのが難しいが、自分の出身県の奨学金がないかは調べたほうがいいかもしれない。

工学院3系

もはや奨学金のカテゴリーというより留学方法だが、東工大には派遣交換の他にこの方法で留学ができる。期間も2−3ヶ月と短いが海外生活お試し・日本での学業に支障をきたさないという意味ではとても素晴らしい期間だと思う。

この留学方法を使うとどうやらお金月10万くらいもらえるらしい(フランスの人曰く)。

学校によってもらえるかどうかは変わるかもしれないが、こういう選択肢もありだろう。

以上です。また情報が分かり次第更新します。それでは。